David Foster & Friends

後ろから2列目の客席はステージからははるか遠くだけど、ステージの両横に大きなモニターあり。
これでアーティストの様子を映し出してくれるはず。
さて、そんな2つの大画面からミュジックビデオのピースを編集したものが流れ始めたよ。
David Fosterが関わってきた楽曲のPVの数々。
その曲も聴いたことがあるし、どの顔も見たことのあるアーティスト!
最後にボディーガードの映画の1場面と”I'll Alwways Love You”,
のサビが響き渡った後に、スポットライトはステージ方向に・・・
David Fosterが1階の客席通路からゆっくりと登場! 彼の進む道のりをスポットライトが追いかけるけど、後ろから2列目の客にはよく見えません。 中央に配置されたピアノがDavid Fosterの定位置。 ステージ後ろにはバックバンドがスタンバイ。 そしてこのバンドメンバーのメンツがすごいのよ。 John Robinson / Drums Jeff Pevar / Guitar Boh Cooper / Keyboards Mo Plesure / Keyboards Ian Martin / Bass そう!元Earth,Wind & Fireに在籍していた Morris Plesureも参加しているのです!
実はこの会場にきてプログラムを見るまで俺はそのことを知らなくて、めっちゃ嬉しかったわぁ・・・
Mo 本当に俺の好きなアーティストなの。

プログラムの彼のプロフィールにはEWFのメンバーだったことは記入されておらず、
そのことは、あまり知られていないのか、あるいはもう単独のアーティストとして認識されているのか?
Micheal Jacksonの幻のライブにもバンドメンバーとして参加予定だったもんね。
さて演奏が始まったよ。
まずはDavid Fosterのインストルメンタル曲。
彼を知らない人にも馴染がある程の有名な曲だけど、なんだったけ?
David Foster

ボーカルがない音楽のタイトルって覚えるのが困難だと思うのはあたしだけ?
なのかな・・・
でもでもいきなりのチキンスキン!
この澄んだ音の衝撃に慣れていない俺の肌は混乱を起こしてしまったようだよ。
ステージ上のDavid Foster は俺のいる席からはやっとヒトってことが認識出来るくらいの大きさなんだけど、両サイドのモニターのおかげで彼の表情なんかもわかって重宝したわ。
だけど、どうなんだろう

同じ空間にいるのにモニターを見ているのって・・・
ちょっと寂しい感傷的な気分にもさせられる。
なので、よくは見えないけれど実物とモニターをテニス試合の観客のように交互に見ることにしたんだ。
David Fosterのソロの後は続々ゲストが登場してくる!
11歳の天才ボーカリスト、Jackie Evancho
Dream With Me

俺はDVDで彼女のパフォーマンスを見ていたから存在を知っていたけど、
今回初めて目撃した人は相当に度肝を抜かれたんじゃないかな?
見かけは本当に愛苦しい女の子。
だけど一旦歌い出すと大人の歌手にも負けないほどの歌唱力と表現力なんだ。
こんな見かけは幼い11歳の女の子をアジアツアーで長期間連れまわしていいの?
勉強はしてる?
そんな余計な心配をしてしまったのはあたしだけではあるまい。
だけど誰の心にも届く彼女の声は天使のようで、とても眩しかったぞ。

アメリカでのライブと比較するとゲストは少なめ・・・
一人当たりの演奏曲も多くなっている。
Jackie Evanchoは2曲を披露して可愛く退場。
続いては最近日本でも人気が高まっているCharice
∞(インフィニティ)(初回限定スペシャル・プライス盤)

現在19歳のフィリピン出身のシンガ―。
シングルはビルボード・ダンスチャートで1位を獲得、
アジア人としては初の大記録を打ち立てたパイオニアなのだよ。
David Foster & FriendsのDVDを見ていただけで、すっかり俺の気になる存在になった彼女。
本当にパワフルなこぶしとどこまでも伸びていく声は人間技とは思えない程。
シャリースが何の歌を披露していても必ず惹きつけられてしまうんだよね!
すごい引力をもったアーティストだよ。
近〃、日本でシャリースの単独ライブが行われるようだけど、
行きたいわぁ・・・
Russell Watson
Finding My Voice

イギリスでリリースされた彼のアルバムは全てトップ10入りし、アルバムは30週クラシックチャートで連続1位!
とにかくセクシーで男らしい声。
低い声って意味じゃなくて男の感情がストレートに伝わってくるVOICEってこと。
聴き惚れましたわぁ・・・
その後はネットで告知されていた公開オーディションのノミネ―タ―2名による歌唱。
世界デビューするアーティストを1名選出するためのアジアオーディション。
今後ライブが行われるアジア各国で最終候補に残った2名が歌唱を披露し、最終的に1名がス―パ―スターになるってPJ.
俺も応募しようと思ったけど、無駄な時間の浪費だと思ってやめときました。
さて登場した日本人のお二人は20代と11歳の女性の二人。
特に20代の女性はシャリースの歌唱に強い影響を受けているみたいだったけど、
そのパワーは心から拍手したくなる程の表現力でした。
フレッシュな最終候補者とのやりとりが終わった後はアップ・ビートタイム!
Ashanti
Chapter II

David Foster も実際彼女とはあまり仕事をしたことがないらしく、
”My new friend”と紹介していた。
数々のヒット曲を持ち、トップを走り続ける彼女。
ステージはダンスTUNEの色彩に・・・
ただループを多用したダンスミュージック、せっかく素晴らしいメンバーでのバンドがいるのに、
録音のバッキングとコーラス、ラップってどうなのよ?
ダンスミュージックは通常のバンドの音だけでは成り立たないからしょうがないのだけれど、
せっかくの生LIVEで流すだけのバッキングってなんかしらけるんだよね。
それでもバンドメンバーは多少は手を動かしていたけど・・・
ちなみにアシャンティの名前はもちろん知っていたけど曲についてはFOOLだった俺。
覚えやすいナンバーと伸びやかな声は本当に素敵だったけど。
公演プログラムに掲載されていた写真よりややふっくらされたみたいで、
Donna Summerがパフォームしているような貫録を感じたyo。
シャンティーの出番が終わって、ステージにパーカッションが設置される。
これは、いよいよPhilip Baileyの登場?
と思ったらDavid Foster が客席におりて何かを問いかけ始めた。
ステージに上がりたい人?
俺はDavid Foster & FriendsのLIVEに参加するのは初めてだから驚いたんだけど、
時々こんな光景が見られるらしい。
立候補した男子、女子。
やはりDavid Fosterは女子を選びステージへ。
男のアーティストだったら、誰でも女子を選びます。
急に登場した彼女はびっくりするほどの堂々とした歌唱で俺は驚かされたのです。
歌が上手い人っていっぱいいるのね・・・
そんなサプライズなコーナーの後は、やはりPhilip Bailey
Soul on Jazz

Earth Wind & Fire - Greatest Hits

EWFの曲を歌うのにメインのステージ上にはPhilip BaileyとDavid Fosterだけというのが寂しい気がするけど・・・
まずは”In The Stone”
サビの部分が高音にならない初めて耳にするヴァージョン。
ところで、モニターに映ったPhilip Baileyの姿はプログラムの写真のように、とてもスリムだったの。
一体何キロ痩せたの?

髪型は変わらないけれど、顔もお腹もスマート!
最初Sealが出て来たの?って思ったもん。
太りすぎていないと若返るもんだよね。
さて鳥肌物のパフォは続きます。
David Fosterが全く関わっていないけれそ好きな曲という
”Fantasy"
DavidとEWFといえばこの曲
”After The Love Has Gone"
Never was a cloudy dayのメロディーが挿入されているversionね。
”September"
この”September"の演奏の際に・・・
初めて立って踊る観客があらわれた。
最後の出演者は
Micheal Bolton
Greatest Hits 85-95

最優秀男性ポップ・ヴォーカリストとして多くのグラミー賞を受賞しているMicheal Bolton.
その高音の響きは痺れる。
Philip Baileyほどの高さではないんだけど、ハスキーなその声はセクシーなんだよね。
男のわたくしが聴いていてもぞくぞくしちゃう。
”When A Man Loves Woman"
はスタンダードなversionだったけど、官能的だった。
Chariceが再び登場してMicheal Boltonとduet.
その後、出演者たちは退場していったんだ。
それにしても、この退場曲がEWFの"September"!
David Foster"のワークじゃないじゃん!と突っ込みを入れたくなってしまったのです。
もちろん鳴りやまない拍手。
すぐにDavid Foster が再登場!
再びピアノに向かい彼を知らない人でさえ聴いたことがない人が少ない
”Winter Game"(カルガリーオリンピックの公式テーマ曲)をしっとりと演奏。
落ち着いていた俺の肌が再び鳥になって羽ばたきたそうにしていたよ。
そういえばDavidは3回も公式オリンピックのテーマを提供しているんだね。
感動のうちの終わったパフォーマンス。
それでも拍手は止まず、もう一度David Foster はステージに!
ピアノに座って、なんと数々のヒット曲のパーツを彼の声で歌い始めた。
"Sorry To Say I'm Soory",
"Grory Of Love"
"Look What You've Done To Me"
などなど・・・
もっともっと長く歌って欲しい。
だけど彼は俺の声はこれ以上の高さが出ない!とジョークでSTOP.
確かに音域の広いボーカリストではないけれど、その程度の声は出る筈なのだが。
アンコールで今回は初めて聴いた彼の生のボーカル、
しかも大ヒット曲のフレーズを彼自身の声で聴けたのは嬉しかったわぁ・・・
その日最終のソングは日本の震災の話題に触れた後に、ゲストと一緒に・・・
Micheal JacksonのEarth Song
Number Ones

まずラッセル・ワシントンが歌いだし、すぐにフィリップ・ベイリーが後を追う。
フィリップ・ベイリーファンの俺にとっては彼の歌うア―ス・ソングは聴きごたえがあったぞ!
ジャッキー以外のゲストが少しずつ加わり、最後には大合唱!
by ラッセル・ワシントン、フィリップ・ベイリー、アシャンティ、マイケル・ボルトン、シャリース
最高に心を揺さぶるゴージャスなライブだったよ!
もう少し肉眼でア―ティストを確認出来る程の距離だったら、もっとドリーミーだったんだろうけどね・・・
退場するために階段を下りている際に俺の女友達Yは
”よかった!”
と感動をあらわにしていた。
数時間俺とのデートに遅刻してきた彼女だけど、同じように感動をシェアしていると思うと、
ほんの少し心の中に残っていた怒りもすぐに溶けて消えていってしまうんだよね。
ヒットマン デヴィッド・フォスター自伝 (P‐Vine BOOKs)

デイヴィッド・フォスター&フレンズ ライヴ2

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