仕事で神保町を訪れた。
初めて訪れる客先だけど、社長は以前他の会社でお世話になった何度も会ったことがある方。
仕事の話の他にもいろいろ近況をお聞きしてたら2時間位も居座っちゃったよ。
そちらの会社を出たのが午後4時頃。
実はアポイント時間の15分程前に神保町駅に到着して、すぐに目的地を見つけることが出来たので
駅周辺をぶらぶら散歩していたんだ。
その際に見つけたのがこちらのお店。
肉そば総本山神保町けいすけ
数か月前にここを通りかかった際はこの店なかった気がするんですけど・・・
午後2時前には店の前にも待っている人がいたけど、
午後2時には店の中のカウンター席には余裕があった。
券売機で肉そば味噌(730円)の食券を購入。
いつもと同じように
”麺硬めでお願します”
とオーダー。
ところがお店の責任者(?)と思われる方から
”お客さん、この、店は初めてですか?”
と尋ねられる。
”はい。”
上野けいすけ肉つけ麺店には行ったことがあるけれど、こちらは初めて。
”だったら最初はぜひ普通の状態で食べて頂きたいんですけど。
麺も食感があってとっても美味しいですよ!”
すごい自信!
そこまで言うんだったらもちろん反対する必要もなく・・・
”じゃあ普通で・・・”
以前訪れた上野の肉つけ麺のお店にも肉そばというメニューがあって、
俺は食べたことがないけれど、近くでそのルックスを眺めたことがある。
さすがけいすけ!
俺の予想とは反して、その時見かけた肉そばとはまるで違ったルックス。
→魁 肉盛りつけ麺 六代目けいすけ
上野の店では肉そばは食べていないけど、多分異なる麺を使用しているんじゃないかな?
麺屋武蔵グループもそうだけど、それぞれの店で違う味をだす!
ってのは素晴らしいし、各店がワン&オンリーなのは結局強いと俺は思うんだよ。
中太の麺の上には薄切りの豚肉がたっぷり、メンマ、大きめカットの葱、玉ねぎ、すりおろした生姜。
最近の、味噌らーめんには生姜がのっていることが多いけど、どこの店が最初に始めたんだろう?
甘い味噌と生姜の味は大人なハーモニーでいいよね!
味噌の濃度は決して高くはないし、どちらかというとアッサリめなんだけど、
豚肉が甘めの味付けになっているから一緒に口に入れるとちょうどいい味わいになるんだよ。
けいすけの麺って柔らかい印象が俺はあったんだけど、
一見(一味)普通のスタンダードならーめんっぽいんだけど、
確かにスタッフの方が言うように麺の曲がったところの食感が残っていて、かなり美味しい麺。
だけど、俺はやはりもっと硬めの麺が好きだなぁ・・・
生姜を溶かして食べると、味が変わり、卓上に置いてあるカレーパウダーをふりかけて
MIXすると、さらに違うメニューを楽しんでいるような楽しさ。
個性がいつもは際立つけいすけのお店のらーめんだけど、
こちらのお店は特に個性が際立っていることはなくシンプルでスタンダードなお味。
だけど、個性派を期待して入店した客をこのスタンダードな味で満足させてしまう、こちらのらーめんはけいすけ系でもトップレベルのお店なのでは?と思ってしまったのだ。
さすが総本山!と名付けられるだけのことはありそう。
だけど次回は麺硬めでオーダーします。
肉そば総本山 神保町 けいすけ (ラーメン / 神保町駅、九段下駅、水道橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
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