
噂には聞いていた高級バーガ―のお店。
そういえばこのお店は五反田にあったんだった。
五反田と言えばおれがたまに仕事で訪れる場所。
ということで食べログでプリントアウトした地図を片手に行ってみたよ。
ちょっとだけ迷ったけどなんとか辿り着いた。
駅からは10分程の高級住宅地。
1軒家っぽいレストランはちょっと入るのに勇気がいるかも。

中に入ると、ハンバーガーショップの王道アメリカンなカジュアルなスタイルではなく、
イタリアンかフレンチのレストランのよう。
アメリカというよりヨーロッパ。
”喫煙席と禁煙席どちらにされますか?”
と聞かれたので喫煙席に。
通された奥の席は大きな窓の近くで光が差し込むスペース。
テーブルには既にナイフとフォークがセッティングされている。
食べログには16時までランチタイムなんて情報があったから急いで到着したのだけれど、
ランチなんてなかったです。
さて俺が選んだのはブルーチーズバーガー(1200円)
通常のハンバーガーにと思ったんだけど、ブルーチーズ好きな俺には抵抗出来なかった。
ここでドリンクを頼むと明日の昼ごはんが抜きという状況になりえるので、水をお願いして、
光の差し込むテーブルで読書しながら提供されるのを待つわ、わたし。
10分以上経過して登場したハンバーガーはめっちゃ美しかったよ!
白い皿の上にバジルとクラウンだけが横に置かれて中央にハンバーガーが。
ポテトもなくシンプルではあるんだけど見た目はイタリアンのコース料理のメインみたい。
普段は手でハンバーガーを取り上げて齧りつくところだけど、
せっかくナイフとフォークがあるから、カっトして食べることに。
なんかそうするのが普通のような角式高いルックスなんだ。
バーガーのパティの上にはトマト、レタス、玉ねぎ。
サイドにあったバジルをちぎってサンドしたうえでカットイン。

グサッ。
パクリ。
これはハンバーガーじゃないわ!
イタリアンの創作料理!
クラウンはさくさくだけどバンズの下の部分はウェット。
ウェットなのにふにゃふヴゃになっていないには焼きあげた後に叩いているんじゃないかと思うほど。
しかもそのボトムには香ばしい水分が染み込んでいて、独創的な料理のステージに仕立てられております。
トマトや玉ねぎなどの野菜はどこまでも新鮮で甘く・・・
ブルーチーズが見事なソースとなって全ての素材をまとめている。
ハンバーグパティ自体は意外と全然ジューシーではなくドライなんだけど、
前述の周囲の素材と合わせるとこれも美味しく感じるんだよね!
見事なハーモニーだよ。

パティがジューシーじゃないのに最高!と思ったハンバーガーはここが初めて!
見事な創作料理でリッチな数十分を過ごすことが出来ました。
既成のハンバーガーの概念を覆す、だけど歴史あるお店のバーガー、
絶対体験しておいた方がいいと思うよ!
フランクリン・アベニュー (ハンバーガー / 五反田駅、高輪台駅、大崎駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
美味しいハンバーガーメニューへ。