なんで同じ北千住に、しかも本店から近い立地のルミネ内に支店を出したんだろう？
俺はそう思っていた。
日本で一番俺が好きなハンバーガーショップであるサ二―ダイナー。
ジューシーなパティと香ばしくて甘みのあるバンズとのコンビネーションが最高！
と俺が感動したお店。
味はアメリカンで本場のマクドナルドの味にも似ている。
→サニーダイナー
さて仕事で八潮を訪れて会社に帰る乗り換え駅。
せっかくだからこの支店を訪れてみることにしたよ。
北千住ルミネの８階のレストランフロア。
他の店より明らかに小スペースな一角にこのお店はあった。
午後２時近くだったけど、１０人程がバーガーにかぶりついていて、さすがの人気！
厨房前のカウンターのみあいていたのでそこに席を確保。
”本店ではないバーガーってありますか？”
せっかくだったらこの店オリジナルの味を試してみたくてそう俺はきいてみる、
”パイナップルのトッピングは本店ではお出ししていません。”
ということで、バーベキューパインチーズバーガー（１０２９円）を単品でオーダー。
ポテトと飲み物がセットになったコンビが一般的だけど、やはり財布の中身が少ない俺にとっては
１０００円でもかなりの出費。
レモンのカットが入った美味しいウィ―タ―をサーブしてもらってバーガーの出来あがりを待ちます。
焼きあがるまでは少し時間がかかるので店員さんが雑誌を２冊持ってきてくれた。
”よかったらどうぞ！”
本店同様とっても気遣いのあるスタッフの方々。
さて１０分ちょっと待って待望のバーガーが白い皿の上にのっかて登場！
携帯で写真を撮っていたら店員さんが飾り用のフラッグを持ってきてくれたよ。
バンズの中に見るからにジューシーなパティ、チーズ、パイナップル、クラッシュド生オニオン、ソース。
バーガーのサイドには大きなサニ―レタスとピクルスがおいてある。
こちらのレタス、ピクルスをはさんで紙パックに入れて齧り付くわけね。
レタスを折りたたんで挟もうとするんだけど、これがなかなか困難だったり・・・
でもなんとかバンズの上の方に押し込んで紙パックにセッティング。
カブっつ！
サクサクのこの食感。
バンズの表面にはたくさんのゴマがあり香ばしい歯ごたえが新鮮。
そういえば本店のバンズにはこんなゴマはなかったなぁ・・・
後で店員さんに訊いてみると本店では芥子の実を使用しているんだそう。
玉ねぎも本店はリング状のローストしたものだった気が致します。
さらに言えば今はどうかわからないけど、俺が前回本店を訪れた際は単品の販売
はなくもれなくフライドポテトが付属していた。
基本は同じでもテイストを変えたバーガーを提供していたんだね。
これで同じ北千住に店をだしたのが納得出来たり。
バーガー界の麺屋武蔵って感じ。
さてサクサクバンズは中はしっとり甘くて、バンズだけでも十分なご馳走。
これがジューシーなパティと融合してなんとも言えない幸せな気分にさせてくれるんだ。
最初はパイナップルに歯が到達しなかったので、パインバーガーだったことを忘れていたけど、
４口目からパイナップルの甘さがちゃんと主張しながらもパティの味の後ろでしっかりオブリガートを奏でているのさ。
以前他のバーガーショップでパインバーガーを食べたことがあって・・・
バーガー自体はとても美味しかったんだけど、
パイナップルの存在がまるで感じられなかったことがあったんだ。
何？この違いは・・・
多分このパイナップルはローストしてあるんじゃないかと思う。
甘みをギュッと濃縮してはバーガーに馴染むようにひと手間加えられているわけ。
シャキシャキの玉ねぎもパインの柔らかさに半比例して見事なバランスを形成している。
これはマジ美味いわぁ・・・
だけど残念だったのは紙パックに入れて下になった部分に水分がたまっていくから、
後半の１/３のバンズがまるですき焼きの中の麩のような状態になっているわけ。
せっかくのベストなバンズがパンなのか何なのか分からなくなって、
最後までこの美味を楽しめるというわけにはいかなかったんだよ。
バーベキューソースの濃度をもっと濃くして、バンズに染み込まない工夫が欲しいところ。
これさえクリア出来れば最高ランクのバーガーだとやっぱり俺は思うんだわ！
サニーダイナー ルミネ北千住店 （ハンバーガー / 北千住駅、牛田駅、京成関屋駅）
夜総合点★★★★☆ 4.0
美味しいハンバーガーメニューへ。
