大つけ麺博
朝日新聞社のビルを訪れた際にビルのあらゆるところにこのリーフレットが置かれていた。
それで俺はこのイベントの存在を知ったわけだけど・・・
会社からも近いし、もちろん大好きなつけ麺のイベントを知ったからには訪れないわけにも行かず・・・
金曜の仕事帰りに行ってみることを決めていたの。
だけど、やはりなかなか仕事は終わらずに会社を出たのは20時40分。

このイベントの開催時間は夜の10時迄でラストオーダーは午後9時30分。
急いで都営大江戸線の乗り込みます。
全国(?)のつけ麺店が集結したイベントは1週間ごとに店が一斉に変わる3回訪れたくなる仕掛け。
全てのお店のメニューが800円で(女性に限り小盛り700円あり)事前に券売機で共通の食券を購入してから各お店の行列に並ぶというシステム。
お祭りのように四方八方に店が点在していて、賑やかなムードなのかと予想していたんだけど、
ちょっと事前の勝手なイメージとは違った。


まるでディズニーランドのチケット売り場のように、一列にプレハブのつけ麺ハウスが並んでいて・・・
それぞれの列に平行に行列をつくって並ぶのさ。
やっとお目当ての一杯を手にしたら入り口方向に引き返して簡易なベンチとテーブルで食事となる。
どこもすごい列だわ!



このイベント全国から人気の店が集結!なんてうたっているけど・・・
ほとんどは東京にあるお店。
それでもこれほど人気なのはこのイベントのために各店が用意した特別仕様のつけ麺が食べられること。
そして普段はあり得ない、有名店と有名料理人のコラボつけ麺!
第1週の目玉はなんといっても、あの大行列のつけ麺店六厘舎と中華の鉄人陳健一のコラボレーションだろう!
俺も陳さんの大ファンでもあり(彼の料理は食べたことないけど)
このブースが一番のお目当てだったんだ。
それなのに・・・
それなのに・・・
俺が到着した22時45分にはすでに完売・・・

プチショックだったよ・・・
それにしてもどこのお店も大行列!
前述のコラボの次に気になっていた宮田麺児に25分並んで、やっとつけ麺をGET!
せっかくのつけ麺イベント、
そうせなら複数のお店の味を食べ比べてみたいよね!
もっと値段を安くして量を少なめ提供すればいいのに!
だってせっかくこれだけの麺屋さんが集結しているのに1杯だけじゃ博覧会に来た感じしないじゃん!
ただでさえ、行列はただのシンプルな行列で何の楽しい演出もされていないんだから・・・
だけど食べてから納得!
全然800円でも量は少ないんだよ!
2店並んだけど、どこのお店もホットモットの海苔弁当位の小さいプラスチック製のトレイと丼にささやかに盛られているだけだから、全然、2、3杯は問題なく食える!
だけど、だからこそ・・・めちゃ高い・・・
あとあと・・・このイベントで思い知ったのは器の大切さ。
やはり陶器とプラスチックでは保温性も見た目も、随分と味を劣化させている。
味がよければ入れ物なんてどうでも・・・ってことはないんだなぁ・・・
2店で並んだ時間は約90分。
なかなか美味しくはあったけど、ここまで並んで味わう程の感動はなかった。
同じ味でもひょっとしたらお店で食していたら全然美味しく感じていたのかも・・・
せっかく気になる魅力的なお店がいっぱい出店しているんだから、
もう少し、味を楽しめるような主催者側の配慮が必要なんじゃないの?と思ったイベントだったよ。
2週目にはきになる川越シェフと川越のつけ麺店のコラボ、
3週目には俺が大ファンである石川県の鉄人道場六三郎と大勝軒のコラボが・・・
この2店だけは、やっぱ並んでも体験したい!
ということで、思った程楽しいイベントではなかったけど、それでも、毎週訪れたいと思わせてしまうのです。
ちなみに俺が1回目に食したお店はこちら・・・
● 宮田麺児

● くるり

両店ともとっても麺が美味しかったよ!

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