
ガンダーラ 新西遊記 (講談社ノベルス)

♪ ガンダーラ、ガンダーラ 、They say it was in India!♭
ゴダイゴが大好きな俺だけど、あまりにも有名なこの曲はLIVEで演奏されるとなんかテンション下がっちゃんだよね!
もっといろんな曲聴きたいから、こんなヒット曲はもうええやろ!って思っちゃう。
さてそのゴダイゴのタケカワ・ユキヒデは小説も何作かリリースしている。
俺は彼の大ファンではあるけれど、実は音楽家が作った小説なんて大したことはないだろう・・・と勝手に思い込んでいて手を出さずにいたんだ。
だけど、AMAZONでタケの作品を検索している際にまたこの文庫を見かけて遂に注文!
内容もよくわからないままに読むことになった。
数日後に届いた本はコミックのようなサイズと表紙。
プロローグをまずは読み始めると・・・歴史小説?
やたらと中国の難解な名前の人たちが登場!
俺・・・歴史小説苦手なんだよなぁ・・・
漢字苦手って感じ。
ちょっと俺には合わない本を購入してしまったわ・・・と思っていたんだけど、
短いプロローグが終わって1ページ2段になった本章を読み始めると・・・
これが止まらないのよ

先が気になってやめられない!

歴史小説だと思っていたのがいきなり現代の大学生の葉子の日常から物語は始まるんだ。
空海、弁慶、猿飛佐助。歴史や小説で誰もが名前をきいたことがあるヒーロー達が、時代と空間を飛び越えて、唐代の中国で妖鬼と戦うという冒険活劇!
しかも歴史背景がしっかり調べられていて、破天荒なストーリーではあるんだけど、妙に真実味があったり。
短い文章の積み重ねは○○だった。というシンプルな過去形ばかりなのが目についたりはするんだけど、
とってもスピーディー!

しっかりと情景が頭に浮かんできてタケはこれを執筆する際に、実際にこんな体験をどこかでしたのではないかと思われる程。
あっという間に(3日間の仕事帰りの電車で)読み終わってしまった!
面白かったす!
続くように物語は終了するから、早く続きが読みたくなるの。
この続編は発売されていないのかな?
タケカワ・ユキヒデファンじゃなくても全然楽しめる1冊でございますわよ!
お勧めっす!

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