アバター
原題 AVATAR
(監督)ジェームズ・キャメロン
(主演)サム・ワ―シントン、ゾーイ・サルダナ、シガ―二―・ウィ―バ―、スティーブン・ラング
アバターってYAHOOプロフィールなんかに使うアバターと同じ意味だったんだね。
西新井アリオに久しぶりに映画を観に行ったよ。
→映画が上映されるまでの俺
やはり3Dは劇場じゃないと体験出来ないもん。
渡された3Dメガネをかけると全体的に少し画面がうす暗くなる。
すぐ目の前で展開されているような映像には引き込まれるものの、最初の15分少し眠くなってきたり・・・
こんな状態で約3時間の大作をぱっちりお目目で目撃出来るのか不安になったけど、舞台が5光年離れたパンドラに移るとそんな心配は全くなくなるんだ。
よかった・・・
目の前で展開される美しい情景と迫力あるアクションに目が釘付け。
西暦2154年、地球の燃料危機の解決に繋がる鉱石がある衛星パンドラ。
そこの資源を手に入れるために現地の住民であるナヴィから情報をさぐるべく実行されたのがアバター計画。
地球人とナヴィのDNAを遺伝子操作によって合成した肉体に人間が操作者としてカプセルに入ってリンクする。
担当者がカプセルにいる間だけ、合成体はビビッドば生き物として活動出来るのだ。
自分たちの利益のために原住民を殺戮しようとする人間とナヴィとの壮絶な戦い。
前作のタイタニック同様、クライマックスに向かう前の登場人物の感情が丁寧に描かれていて、その分クライマックスに観客は感情を大いに移入してしまう。
立体的な美しいパンドラの光景は本当に観客がその星にいるような錯覚を覚えるの。
本当に体験するという言葉は大げさではなさそう。
だけど人間って環境にすぐに慣れる生き物だから、最初はびっくりして腰を上げそうになりながら鑑賞していた映像もだんだんと、それが普通になってしまうんだよね。
(多分この後に普通の映画を見たらかなり物足りなく感じるだろう)
とにかく素晴らしい映像!
そしてその技術に負けないほど出演者たちも見事にこの別世界をリアリティーあるものに変換している。
後半のファイトで100%悪の人間とナヴィたちの壮絶な戦いが繰り広げられるのだけれど・・・
これだけ伏線があると、人間がやられると、”やった!”と叫んで応援してしまいそうになる。
だけど間違っているとはいえ、少し前までの同僚を殺戮していく主人公たちの気持ちはどんなんだろう?
この映画の後半は戦争は仕方のないものだっていう印象も受けてしまうのよ。
考えさせられる部分だ。
テロを擁護する国に攻撃を加えるのも戦争だし、
この映画では完全に人間を悪と捉えているから、さほど抵抗は感じないのだけれど、
通常戦争ってお互いに言い分があるわけで・・・
その主張を通すためには戦いはやはり必然なのかな?
そんな迷いを感じさせる映画ではあるけれど、
素晴らしい世界とストーリーが作り上げられた絶対に体験するべき映画だと俺は思うよ!
まだ見ていない人は映画館でぜひ!
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