結構美味しい店も入居したいたので・・・仕事で渋谷を訪れた際には寄ることが多かったんだけど・・・
なくなったのを発見した時はショックだったなぁ〜
そこの1店のカウンターでらーめんを食べていたとき、隣のらーめん店のスタッフがやってきて、店の人に頼みごとをしたんだ。
”ごめん、味の素切らしちゃったんだけど、貸してくれる?”
”ああ、いいですよ。”
どこのらーめん店も化学調味料を使用しているのね・・・
なんか味にこだわりがないように思えてショックだったんだよ。
カレーを作るときにカレー粉投入するみたいな・・・
おでんを作るときにだしのもと入れるみたいな・・・
何で急にそんなこと思い出したかと言うと・・・
この化学調味料は現在も行列が出来るような有名店でも使用されているということ。
らーめん店で時々見返るフリーのらーめん雑誌、ラーメンバンクを眺めていて、そのことを知ったんだ。
その号には巻頭にAJINOMOTOの見開き広告があった。
オレたちの頼れる相棒”うま調”
というキャッチコピーとともにらーめん界の名人たちがうまみ調味料の使用方法を語っている記事形式。
東池袋 大勝軒、ちばき屋、くじら軒、なんつッ亭
これらの店主がハイミーや味の素がいかにスープにコクを出すかを語っていたのよ。
ちょっと衝撃的だったさ。
素材の持ち味との組み合わせによって、あの美味をだしていると思っていたら、化学的なアシストがあったのね。
こういう旨み調味料を使用しないで深い味を創造している店はやっぽどすごい!ということにもなる。
まあこういう秘密兵器を使用しても、より美味しくなればその方がいいわけで・・・
別に化学調味料が気に入らないと俺は言いたいわけではなく、ただちょっと意外だっただけ・・・
らーめん店主って職業はプロデューサーに近い仕事だよね。
麺やスープ、素材をいかに組み合わせるか。
キャストの持ち味を知って、それを全体でどうつくりあげるか・・・
ほとんどの店は麺は外注だし、トッピングも自家製じゃない店は多い。
一番の店主の腕の見せ所はスープということになるけど・・・
なんかせっかく苦労して時間をかけたスープに化学調味料を入れることによって、
オリジナルじゃなくなってしまう気がするのはオレだけなのかなぁ〜
随分前に俺はカレーつくりにこっていた頃があったんだけど、意地でもガラムマサラやカレー粉は使用しなかったけど。
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