もうず〜〜〜っと気になっていたらーめん店にやっと訪問致しました。
とんこつんの超有名店 田中商店!
こちらは俺の家からは車で15分程度の距離なんだけど・・・
いざ会社帰りに駅から歩いていこうと思うと非常に不便な場所。
つくばエクスプレスの六町からは徒歩15分程度らしいんだけど・・・
俺の使用沿線は東武伊勢崎線。
なんからーめんを食べるために電車を乗りついで、電車賃を使ってというのはなんか抵抗があるんだ。
しかもうちから車ではすぐって間隔があるから・・・
さて食べログの地図を眺めながら考えたんだ。
梅島からは歩いても行けるんじゃないか・・・?
で、仕事が早めに終わった際に挑戦してみました。
ネットでプリントした地図を頼りに歩く歩く・・・・・・
住宅街を通り抜け、真っ暗な道をひたすら歩くこと45分!
やっと田中商店の金色のでっかい看板が見えてきた。
やはり遠かった・・・・・・
22時30分頃に到着!
有名店だから行列が出来ているのかと覚悟してたんだけど・・・
店内が広いせいかすぐに中に入れた。
券売機でらーめん(680円)と味玉子(100円)の食券を購入。
壁に貼られた案内を見ると麺のゆで方は4種類。
やわらか、普通、硬め、バリカタ。
粉落としってのはないんだね・・・
もちろん硬め麺好きの俺はバリカタでオーダー。
3分ほどで増し焦がれていた一杯はすぐに登場。
細い麺と白濁したスープ。
具はきくらげと薄いチャーシューが2枚、海苔、葱それに追加でオーダーした味玉子。
なんか見栄えは寂しい・・・・・・
さて携帯で写真に収めてからスープをレンゲですくいます。
期待しながら口へ。
あっさりしているけど、とんこつの甘みが抽出されていてまろやか。
最近いろんな店で九州らーめんを食べているけど、そこで感じるあっさり=うすい!
というのとは全然違う!
あっさりしてるけど薄くはないんだ。
むしろ濃熟。
麺は俺の好みよりは柔らかいんだけど、麺自体に小麦の甘みがあって美味しい。
追加でオーダーした味玉子はちょっと中が柔らかいただの茹で玉子といった趣きで100円を支払ったことに後悔してしまうしろものだったが・・・
それ以外はすんばらしい味です。
激辛注意と警告された卓上の辛し高菜。
これを大量に投下するとまた味が変化して絶品!
この高菜本当に結構辛めなんだけど、しっかりした深い味わいで、しかも大き目のカットで歯ごたえもある。
自家製なのかな?
この高菜はうまいぞ!
とってもシンプルな構成で特に個性を演出していることもないらーめん。
うまい!ってのが個性。
今まで食べた九州らー濃熟めんとは別の食べ物と思えるほどのレベルの違いだったよ!
多分スープの作り方自体は他店とそんなには変わらないだろうから。きっとすごく丁寧な仕事をしてるんだろうね。
多分とんこつの下処理とか、温度管理とか・・・
とにかくとんこつの名店という名声にふさわしい店だったよ。
これが駅前なんかに立地してたら何時間の行列が出来るんだろうから、
あえてこんな不便な場所を選んで店を引越ししたんじゃないかな?
客も待たせたくないし、つくる方も忙しさのために味を落とすなんてことのないようにね。
行列をつくるだけが名店じゃないんだね。
周辺には特に何もないから、客もこの店に訪れるためにここに来る。
本当にこの店の味を愛している人たちと、そんな客に真剣に求む店側の真剣勝負。
こんな名店の在り方もあるんだ・・・
って初めて知ったよ。
この店がこんな不便な場所にある理由がわかったような気がしたよ。
帰りには替玉無料券をくれるんだけど・・・
ここはまた絶対来るな。
さて帰りは竹ノ塚駅まで歩いてみた。
梅島より、こっちの方が全然近そうだと思ったからだ。
まあ素直に六町に歩けば無難なんだろおうけど、東武線沿線の俺としては
自分の活動範囲内にこの店があると思いたかったんだ。
竹ノ塚までは歩いて27分で到着。
こっちの方が近い。
以前ご紹介した ましこ亭をさらに15分まっすぐに進み、ちょっと右に曲がればこの名店に着けるよ。
結構長い散歩ではあるけど、西新井の俺の大好きな名店椿でらーめんを食べようと思ったら、
1時間は行列に並ばなきゃいけないわけで・・・
そう考えると往復で1時間=行列1時間と変わらないじゃん!
俺は次回は竹ノ塚から早歩き20分で到着を目指したいと思う。
とにかくお勧めの店だよ!
田中商店 (たなかしょうてん)
美味しいらーめんメニューへ
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