前回築地市場外の井上で立ち食いしたらーめんが意外に美味しかったので・・・同じ通りにあるもう1軒のらーめん店 若葉も試してみることにした。
午前11時頃・・・井上にはたくさんの行列が出来ているけど、こちらには待ち人はなし。
3席のみのカウンターは既に満席だったけど・・・
らーめん(600円)を注文。
席が埋まっているときは井上と同等、通りに配置された簡易な台で立って食べることになるんだけど運よく目の前のカウンター席が1個空いた。
そちらに腰かけ らーめんを受け取る。
こちらのお店も井上と同様麺を上げた後に湯切りなんてしない。
少なくとも調理には丁寧さは全く感じられない。
しかし、通常の店舗とは違うから、これもしょうがないところなんだろう。
か細い麺の上には細いメンマ、薄くて小さなチャーシューが4,5枚と葱。
さ〜て、スープ。(この店はレンゲがあった。)
昔からあるようなシンプルな味。
俺の子供の頃にもその辺の食堂で食べたような懐かしい味です。
麺は細いせいもあってふにゃふにゃでカップ麺の麺のよう。
チャーシューも薄くて硬くてカップ麺から取り出したみたい。
俺には美味しいと思えるらーめんじゃなかったなぁ・・・
どこの大衆食堂ででも食べられそうな味。
だけど他の年輩の客は
”あ〜うまかったなぁ・・・ご馳走様!”
”もう一杯食べたいなぁ・・・”
なんて口々に賞賛の言葉を店主に投げかけて帰っていく。
俺にはDランクのらーめんでもこの人たちにとってはAランクのとびっきりのらーめんなんだ。
らーめんってその人の経験や環境で評価がまるっきり変わってしまう食べ物なんだね。
改めてその奥深さに関心致しました。
若葉 (わかば)
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