2022年04月23日

慰めの報酬

慰めの報酬(2009)

慰めの報酬.jpg

Pen+(ペン・プラス)   【増補決定版】007完全読本。 - Pen+編集部
Pen+(ペン・プラス)   【増補決定版】007完全読本。 - Pen+編集部


(原題)Quantum of Solace
原作 イアン・フレミング
制作  バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
監督 マーク・フォースター
脚本  ジョシュア・ゼトゥマー、ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス
音楽 デヴィッド・アーノルド
出演 
ダニエル・クレイグ
オルガ・キュリレンコ
マチュー・アマルリック
ジャンカルロ・ジャンニーニ
ジェマ・アータートン
アナトール・トーブマン
イェスパー・クリステンセン
デヴィッド・ハーバー
ロリー・キニア
ティム・ピゴット=スミス
ホアキン・コシオ
ジェフリー・ライト
ジュディ・デンチ

最新作以外のすべての007シリーズ作品が無料でアマゾンプライムで鑑賞できます!

それぞれの作品は何度も鑑賞しているのだけれど・・・
この機会に1作目から、順番にWATCHを初めてみました。
今回お紹介するのは第22作目。

ダニエル・クレイグがジェイムズ・ボンドを演じた2作目。
イアン・フレミング原作の短編集の中からのタイトルですが・・・
ストーリーは原作とは関連性なし。

ダニエルのボンドシリーズは前回の内容を引き継いでいる部分が多く、
前作を鑑賞している観客はより楽しめるような気がいたします。

今回も”カジノ・ロワイヤル”のラストシーンの直後からストーリーが始まる設定。

シリーズお馴染みのボンドが銃を撃つロゴシーンは冒頭では登場せず。
激しいカーチェイスから物語はスタートします。
アリシア・キーズが歌うラップっぽい主題歌”Another Way To Die”が超クール!

前作でラブロマンスを展開して、新たなボンド像を見せたダニエル。
将来を誓ったヴェスパーの裏にいたミスター・ホワイトをボンドは追う。



そんな中彼は、その背後に存在する大きな陰謀を知ることに・・・
南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとする計画を知るのです。

前回同様人間ドラマ、感情を丁寧に描いています。
久しぶりに見直してみると、随所に目を見張るアクションがちりばめられています。
特に墜落する飛行機から脱出する空中シーンはすごかった。

でも、あまり記憶に残らないのは、リアルを追求するあまりスピーディーすぎちゃうのが理由なのではないかとも思ってしまいます。
好みは分かれるところじゃないかな?

過去のブロスナン・ボンドに、これらのドラマを加えた作品があったら最高なんですけどね。


007/慰めの報酬 [Blu-ray] - ダニエル・クレイグ, オルガ・キュリレンコ, マチュー・アマルリック, ジュディ・デンチ, マーク・フォースター
007/慰めの報酬 [Blu-ray] - ダニエル・クレイグ, オルガ・キュリレンコ, マチュー・アマルリック, ジュディ・デンチ, マーク・フォースター

2009年1月31日

007/慰めの報酬~オリジナル・サウンドトラック


原題 QUANTUM OF SOLACE
監督 マーク・フォースター

待望のダニエル・クレイグ =ジェイムズ・ボンドの第二作が公開されました。

俺は007が大好き!

週末の会社帰りに上野東急に観にいってきたよ。
結構空いてたなぁ・・・
観客のほとんどはおじさんで(俺も)きっとずっと007が好きでい続けている世代なんだろう。

俺の父も007だけは大好きだもんね!

今回は前作カジノ・ロワイヤルのすぐ後からストーリーが展開。
シリーズでは初の連続ドラマなんだ。


前作もそうだけどシリーズのトレードマークであるタイトルロゴ(ガンバレル・シークエンス=頑張れるシークエンス?とも言うらしい)がOPENINGに登場しないのは、なんか寂しかったり(サビしかなかったり)・・・

しかしこのガンでズキューン→眼球にあたって血がドロドロは映画のLASTに出てくる。

OPENINGのシークエンス位置に慣れている俺は映画が終わったのにこれから始まるような気がしてしょうがなかったんだ・・・

さてシリーズ初めてでもあるデュエット曲”ANOTHER WAY TO DIE"でこのSTORYは始まる!
ちなみにPERFORMED BY JACK WHITE & ALICIA KEY/Another Way to Die

今までの007サウンドとはまたニュアンスが違うけど・・・
背景のファンタスティックな映像によくSUITしてる。


前回はドラマがメインでアクションシーンがあまりなかったんだけど、
今回はアクション満載!
手に汗握りながら口あんぐりの展開です。

命がけのスタントのほとんどをダニエル・クレイグ自らが演じたというからすごい!

その迫力が画面から飛び出てくるよう。


BUT!前回もそうだけど、建物の建設現場がアクションシーンの舞台になる場面が多く・・・ちょっとアクションネタが尽きたんじゃない?
って突っ込みを入れたくなる人は多いはず。

建設現場のような出来上がってない立地だと見せたいアクションに合わせてセットを組めるもんね。

逃亡者がまた建設現場に逃げた!
それを追いかけるボンド。

アクションシーンを見せるための逃げ場なのね・・・

従来のビルから垂れ幕を使って地上に降りたり(Tomorrow Never Dies)、乗用車にパラシュートをつけて落下する飛行機から脱出したり
(Living Daylights)、そういうアイディアのある無理のない設定の方が自然なんだけどね・・・

(前回建設現場で爆発が起こっているのに労働者が普通に気にしないで仕事してたのはびっくりした!)

アクションシーンはすごいよ!確かに・・・
すごくスピーディーで何が起こっているかよく理解出来ないんだ。
その辺のリアリティを重視する分実際起こっているスピードの視野で見せるってことなんだろうね。
The Man With The Golden Guns みたいなスローモーションは絶対使いたくなかったんだろうなぁ・・・

カット数がすごく多い!
だからこそよりスピード感を感じるんだけど・・・わかりにくい。

冒頭のカーチェイスは車酔いしそうになったから迫力はすんげー

ストーリーは現代の世界状況を反映した内容になっていて、
かなり興味深い。


ダニエル・グレイグの演じるボンドはCOOLだけど、そのクールの鎧にはおさまらないホットさを時々見せる。
人間ボンド。

ピアース・ブロスナン好きな俺としては前作カジノ・ロワイヤルで007シリーズが終わりを告げたって思って少しさびしく思ってたんだけど、今回の作品っはなかなか楽しめたよ。

だけど俺はTomorrow Never Diesの頃の作品の方が好きではあるけどね・・・


CAST
ダニエル・クレイグ
オルガ・キュリレンコ
マチュー・アマルリック
ジュディ・デンチ
ジャンカルロ・ジャンニーニ
ジェマ・アータートン
ジェフリー・ライト

ちなみにいい味だしてる悪役の(現代的な悪役だよね)マチュー・アマルリック ・・・阿部サダヲに見えてしまったのは俺だけ?





Kaoluのあるある大日記!サイトマップをCHECK?
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック