帰省した際に両親が予約を入れておいてくれた金沢のステーキの有名店。予約時間は午後4時30分。
とにかく人気の店でこの時間しか予約がとれんかったそうやわ。
両親とうちの家族計6人で入店。
大きな鉄板を囲んだカウンター席のボックスがいくつかあり、そこに通さたがや。
メニューを渡され、中央の鉄板を焼くスペースに料理人が登場。
このボックスをこの料理人の方が担当するということながやね・・・
何をオーダーするかなかなか決められないでいると、この料理人の方の右指が彼の腰のあたりで小刻みに動き出す。
”早く決めまんや!”
と内心おもっとるのが分かって焦るがや。
高級店のわりにはあんまりサービスに気つかっとらん感じがしたわ。
ステーキのコースがメインながやけど、サラダとかスープとか俺は別に必要なかったしぃ・・・
メニューの右側のアラカルトにしようと思ったがや。
フォアグラ(2600円)と牛ロース薄切り(2000円位やったっけ?)とごはんのセットを頼んだら、
”量少ないですけれど本当にいいですか?”
とちょっと小ばかにしか感じや。
本当にって聞き方はおかしいと思うわ。
馬鹿にしとるわいね・・・
本当にって言葉は何回かやりとりがあってから出てくるもんやわいね。
このアラカルトはお酒のつまみにする程度のもので、メインでは普通の人は頼まんがやと・・・
それってアラカルトって言わんがんないがか?!
サイドメニューって書いとって欲しいわ。
前言を撤回し、他の家族と同じように国産ステーキの兼六ディナーコース(6900円!)をオーダー。
子供たちは浅野川ディナーコース
焼き方を聞かれるので俺はレアで。
父が
”フォアグラも頼んでみんなで少しずつ味見してみればいいわいや”
と言ってくれたのでフォアグラもオーダー。
子供たちのコースは魚介のソテーがセットになっているからまず、そちらを目の前の鉄板で焼きはじめたがや。
目の前で素材が焼かれるがを見とると、余計美味しそうに見えるわいね。
冷たい前菜はトマトとチーズと魚介が入ったものながやけど、あんまり印象はないわ。
ここは両親のおごりやさけ、とりあえず、美味しい美味しいって連発したんやわ。
続いて、フォアグラが焼かれる。
確かに50グラムで小さいからメイン料理にするには寂しいがやけど。
しばらくしたらカットしたフォアグラが皿にいれて出されてきたわ。
口の中にいれるとすぐに溶けてしまうくらいにとろとろながや。
やっぱり高いだけあってすごく美味しかったわ。
やっぱりファミレスとかで食べるフォアグラの味とは全然ちごわね。
サラダとポテトのスープが出される。
この冷制スープ・・・もっと冷たい方が美味いと思うがやけど・・・
いよいよメインのステーキの登場や。
その前にガーリックスライスをかりかりに焼いてそれぞれの皿の上に。
大き目の牛肉を3枚程、なぜか梅干と一緒に焼くがや。
それを鉄板の上でサイコロ状にカットして、それぞれの皿に盛るがいね。
俺はレアっていうたがに。これはミディアムやわね・・・

ほやけど、柔らかくてジューシーで美味しかったわ。
その後もやしもつけてくれるがや。
このコースで6900円はちょと高すぎやないがかとは思ったんがやけど・・・
前に銀座で役員さんに連れて行ってもろたステーキハウス、値段同じ位やと思うがやけど、もっと美味しかったし、コース内容も豊富やったわ。
多分競合店があんまりないさし、美味しいって言ってくれる人が多いから工夫とかする必要ないげんわいね。
東京やったらやっていけんと思うわ。
食事が終わると場所を移動して喫茶。
この場所を移動っていうがはよう考えたと思うわ。
ずっと鉄板の席で居座られたら次の予約の人の準備できんもんね。
両親のおごりやから行けたけど、こんな店うちの家族だけやったら絶対に来れんわ。
リッチな気分やったけど値段には見合わん店やと思うわ。
お金に余裕がある人は入ってみまし。六角堂 (ロッカクドウ)
Kaoluのあるある大日記!サイトマップをCHECK?